DPEからコンテストプリント・ネガの無い古いプリントまで! 写真・プリントの事ならなんなりと!
TOP > 写真工房 日記 > 写るんですとブローニフィルム
写るんですと言えば一世を風靡した商品です
昨年は国立科学博物館 8月26日、重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に、富士フイルムの「フジカラー 写るんです」が指定されました
最近はコンビニでも殆ど見かけなくなる位使われなくなりましたが
まだまだ使われてる方もいらっしゃいます
中学校の修学旅行等ではまだ使ってる所もありますね
後写真の黒い不思議な棒ですが・・ 分かる方も少ないと思います
中判カメラと言われる 大きなカメラに使うフィルムの現像後に残るのが黒い棒です
普通のフィルムはパトローネと言われる金属のケースに入ってますが
紙に巻かれてるのがブローニフィルムです 現像後は中軸だけが残ります
普通のフィルムより面積が大きいのが特徴です
同じフィルムを使うカメラでも 送りの長さが違う事で撮れる枚数も変わります
フィルムにこだわって撮影されてる方の中で 35mmフィルムからステップアップして
使われてる方も多いですよ
35ミリフィルムを使うカメラより機動性は落ちますが
余裕のあるゆったりとした模写が魅力ですね
デジカメの様に沢山シャッターを切る事も 撮ってすぐ液晶モニターで画像を確認する事も
出来ませんが
プリントが仕上がるまでのワクワク感はデジタルでは得られない感覚でしょう
こんな写真の楽しみ方味わって頂きたいです。