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3月のミニギャラリー (2025.03.01)

伊吹秀明 富良野生まれ 編集業、著述業の傍ら、写真の蒐集を行ってきました。
ビジュアル全般に興味はありますが、写真表現に注目したのは飯沢耕太郎氏や伊藤俊治氏の評論でした。
以後、伴田良輔氏、大類信氏らの影響を受け、90年代に「写真をアートにした」
石原悦郎氏とそのギャラリーを知ってからはオリジナル・プリントも集めるように。  コレクションのほとんどはモノクロ写真。風景や動植物もありますが、
多くはフェチシズム成分多めのセクシーなもの。
 昨年の展示は導入部として、写真家(ヘルムート・ニュートン)、
被写体(若き日のブリジッド・バルドー)ともに知名度を念頭に置きましたが、
今年は自分の偏愛する作品を第一としています。
点数は少ないですが(17日に入れ替え予定)大きなプリントを堪能していただけると幸いです。 ●展示写真家 ヤン・ソーデック(1935-)
日本ではサウデック表記もあり。チェコの写真家でモノクロ写真に自分で着色するのが特徴です。
この作品名は「Knife 1983 #233」。サインとFinished
1887.10.23という文字もあり。1887って? 単なるミスなのか、お遊びなのか?
戦時中は6人の兄弟を強制収容所で亡くし、東西冷戦時代は秘密警察の目を逃れて地下で創作活動を行っていたそうです。 大沢尚芳(小樽生まれ)
この「鎧と膚」(ARMOR AND SKIN)が私のプリント・コレクションの第1号です。
1993年12月、南新宿を歩いている途中、たまたま目にしたポスターを見て気に入り、ビルの地下にあるI.C.A.C.WESTON
GALLERYの中に。そこで大沢尚芳氏が初写真集「DEEP」の発売を記念した写真展を開催していて、この1枚を購入したわけです(その後、さらに数点を追加)。
大沢氏は90年代に藤原紀香の写真集を何冊か出し、ジョディ・フォスターのポートレートも手がけています。 日時  3月3日(月)~31日(月) 
日曜日 定休日 時間 8:00〜19:00
最終日 3月31日は15:00までとなります。 場所  帯広市西17条北2丁目16-28    
    写真工房 ミニギャラリー 今後の展示予定
5月14~25日(月火が休み)ミントカフェ内ガレリオ オリザ
9月(日曜休み)写真工房 マイケル・ケンナ+1
2026年5月13~24日(月火が休み)ミントカフェ内ガレリオ オリザ

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